カントリーテラス コロポックル

北海道で農業体験をしよう!
“いきなりなにを?”“農業体験なんてどこでもできるじゃん”なんて思うかもしれませんが、北海道でしかできない、北海道だからこそできる体験だってあります。
ってことで、四季を通じたアクティビティや農業体験、手作り体験などを楽しむことができる「カントリーテラス コロポックル」に注目~!

「コロポックル」とは、アイヌ伝説でアイヌよりも以前から北海道に住んでいる小人のことを言い、アイヌ語で「蕗の下の人」という意味があるんですよ^^

「カントリーテラス コロポックル」では、地元の材料を使った手作り体験や、自家農園の野菜や果実の収穫体験、自然の材料を使ってのお土産作りなど、さまざまな体験をすることができます。
国道沿いにある施設だと思えないくらい広~い敷地の中に牧場や畑など自然がいっぱい♪

収獲体験は季節によって内容が変わるのですが、アスパラ狩りや、いちご狩り、じゃが芋掘り、ベリー狩りなどをすることができ、収獲をするだけの体験と、収獲した野菜や果物を使った料理体験もセットになったメニューもあります。
セットになった体験メニューは、アスパラ狩り&バター手作り体験、いちご狩り&ジャム手作り体験、じゃが芋掘り&バター手作り体験などがあり、バターを作りアスパラのバターソテーを作って試食したり、採れたて完熟いちごでジャムを作ったり、蒸したじゃがいもに手作りバターつけてホクホクのじゃがバターを試食したりすることができます。自分で採った野菜に自分で作ったバターは格別だし、採れたていちごで自分で作るジャムもやっぱりおいしい~( ´艸`)
どうせ体験をするのならセットになったメニューがオススメ☆

体験には他にも、ふらのベリージャム&アイス手作り体験やポークソーセージ手作り体験などのグルメ体験や、木工クラフトや羊毛マスコットなどのクラフト体験、アウトドア体験などさまざまな体験をすることができるので、時間のゆるす限りいろいろな体験をして楽しむことができちゃいます( ´艸`)

施設内にはカフェコーナーや売店コーナーもあり、カフェコーナーは5月1日~10月29日までの営業となっていますが素材にこだわった食事をすることができるし、売店コーナーでは旬の野菜や冷凍したフルーツ、焼き菓子、オリジナルグッズ、ハンドメイドキッドなどが販売されています。
なので、体験だけでなくグルメやショッピングなんかも楽しめたりしますよ^^

いろいろと楽しめるカントリーテラス コロポックルですが、夏の間は無休で11月上旬~4月は予約のみとなっているのでご注意を~m(__)m

キッチンファームヤード

農業体験って聞くと、どういった体験ができると思いますか?
やっぱり、野菜の種や苗を植えたり、収穫をしたり、あとは収穫した野菜を使って料理を作ったり、ではありませんか?
普段、野菜を育てたりすることがない人にはどれも貴重な体験ですよね^^

北海道には農業体験ができるスポットもたくさんあって、体験できる内容もいろいろとあります。なかでも今回は、レストランなんだけど、果実の収穫体験ができる「キッチンファームヤード」に注目~!!^^

「キッチンファームヤード」は、1999年にオープンした「ファーム&レストラン」です。「ファーム&レストラン」とは、田園風景を眺めながら、材料は自分のところで作った食材を使った料理が楽しめるレストランのことを言い、「農家レストラン」とも呼ばれています。
レストランの外観も店内もすごくオシャレで雰囲気もよくて、周囲には季節ごとに色とりどりの花を咲かせているし、2階からは北海道の田園風景や、天気の良い日は夕張の山々や夕張岳が見えることもあるんですよ^^きれいな景色を見ながら食べる料理は格別!

収獲体験をすることもできるのですが、ここは、スープカレーがおいしいと評判のお店でもあります。
主食はご飯かパンで選べて、ご飯は雑穀米、バターライス、白米から選ぶことができる!

他にも、農場で収穫された新鮮な素材をふんだんに使って、いろいろな料理やソース、スープを作っています。サラダにつかっている野菜も種類が豊富で、季節によって変わるし、ドレッシングも手作りというこだわり!

そして気になる収獲体験はと言いますと、5月~8月までの間、初夏のいちご狩りに始まり、ジューンベリー、ラズベリー、ブルーベリー、アロニアなどなどの果実の収穫体験をすることができるのです^^
ベリー類は季節限定でレストランでも販売されているし、冷凍ベリーや手作りジャムなどの販売もしています。

また、収穫した野菜や果物を使ってスイーツも作っています。収穫時にしか食べることのできない季節限定のケーキは要チェック!!

そうそう、レストランの裏には、“ワンちゃん広場”と“テラス”があります。初代が開拓以来、全く手の入っていなかった場所を一部解放していて、ワンちゃんと一緒に楽しい時間を過ごすこともできるようになっています。
ワンちゃん広場とテラス席での飲食ОK!なんですが、飲み物とデザートのテイクアウトのみとなっているし、利用の際のルールもあったりするので気をつけてくださいね~^^

BISTRO 25 Vingt‐Cinq

北海道といえば、なんてったって“気候”が素晴らしいですよね~!!それと共に、野菜たちも甘くて・・フレッシュで・・・きっと野菜たちものびのびと育っているのでしょう~♡よくスーパーなどで、同じ野菜が売っていても、ついつい“北海道産”と書いている方をカゴに入れてしまうことありませんか^^?実は私自身も、その一人♪同じ野菜を買うなら「美味しそうな方を・・・♪」となるのが人間の心理だと思います。

これまで、たくさんの“農業体験スポット”を紹介してきましたが、今回は少し視点を変えて・・・。

北海道の食材で“絶品の創作料理”を作っているお店「BISTRO 25 Vingt‐Cinq」を紹介したいと思います。名前からしてお洒落だと思いませんか^^?

「農業体験なんて出来ない!!料理も苦手だし・・・でも新鮮な野菜を使った美味しい料理は食べてみたい♡」なんて方には持って来いのお店だと思います^^♪

こちらのお店では、北海道産はもちろんのこと、各地の新鮮な野菜を使って作ったシェフこだわりのお料理が頂けちゃう。
“すすきの駅から徒歩5分”の場所にあるので、旅行に訪れた際にも行きやすい場所!!

どの料理も美味しくて食べていただきたいのですが、特にオススメしたいのは“ガーデンサラダ”
やはり、野菜の美味しさを一番わかりやすく食べられるのは“サラダ”ではないでしょうか♪いつもお家で食べているものとは違うと、ビックリしてしまうかも♪“旨み”や野菜本来の“甘さ”を直で楽しむことが出来ます。

そしてなんと“当別町”に、広大な面積の“自家農園”があるんだそう!!自分の畑で作った野菜を自分の手で料理して、お客様に提供するなんて素敵すぎますよね~。これなら確実に“一から”こだわることが出来ます^^♪
こちらの畑で作った野菜やお米などは、すべて“減農薬”なので、安心安全!!やはり、スーパーなどで売っているものは、農家さんも「綺麗に作らないと、売りに出せない・・・」ということで、農薬をたくさん使っているものが多いのが難点。

見た目が綺麗なのは良くても、やはり買う側からすれば“無農薬”という言葉に惹かれてしまいますよね~。
このお店で作っている野菜は、料理食材として使用されているのはもちろんですが、なんと嬉しいことに“店内販売”もしているんだそう!!
それだけ自信があるという事なのでしょう♪是非!!料理を楽しむだけではなく、せっかく訪れたのなら、野菜をお土産に買ってみて下さいね^^

美味しい料理を頂いて、お土産に新鮮な野菜を購入して・・・食べ物からからパワーをもらうことが大事です^^

想いやりファーム

北海道で“農業を体験”という事ですが、たまには農業と少し離れて。。。特に女子の方は大好きであろう“乳製品”に大注目してみました^^♪
乳製品といえば、ヨーグルトに牛乳、アイスクリームなど牛さんから搾ったもので色々な食品へと変身しているのは皆さんもちろんご存知のことですよね~!!

そして、北海道の中でも“乳製品”と聞いて思い浮かぶエリアといえば“十勝”ではないでしょうか^^?

北海道・十勝=牧場が多く、乳製品が美味しい!というイメージが私自身の中でありますが、その通りでやっぱり他のとは味が違います。ソフトクリームやチーズなど、加工したものも、もちろん格別ですが、
“日本で唯一、加熱をしないで搾りたての生乳を飲めるスポット”「想いやりファーム」さんを紹介したいと思います。

国内で、ここでしか飲めないものがあるなんて凄いですよね?それにも責任者の方のこだわりが強いからなんです。
全国に出回っているものは、どれも加熱殺菌されています。殺菌しないと、生乳の中に細菌が多いからしないといけないのは当たり前!!

しかし、「想いやりファーム」の“想いやリ生乳”は殺菌しなくても大丈夫なほど細菌がいないんだそう。この商品を完成させるために、どれだけ苦労を重ねたか。。。本当に大変だったと思います。

そして、日本中にはたくさんの酪農家の人たちがいる中で、どうして誰も無殺菌の商品を販売しないのか?という疑問が残りますが、実は、製造する効率や経済面を考えて、逆に赤字になってしまうことばかりなんだそう。

それを覚悟したうえで、生乳を商品として販売している代表・長谷川さんは酪農家のプロだなぁと感じます。
長谷川さんは、「完璧なものでないと製品はしない」という強い思いから、商品を完成させるまで、何時間もかけて機械の組み立てや洗浄・チェックなど厳しく行っているんですよ!!

とことん研究して、安全な商品をお客様へと提供することを一番の考えている長谷川さん。
「どこの企業にも負けないことをやっている」と自信をもっておっしゃっています。
“牛乳が好きで、毎日飲んでいる”という方は、この「想いやリ生乳」を飲んでみるべき♪
きっと、いつも飲んでいるものとは明らかに違う“本物の味”にビックリしてしまうはず^^

嬉しいことに、この生乳はアレルギーやアトピーの方でも安心して飲むことが出来るんだそう!!小さな子供だと、アレルギー反応が出ているから飲めない!という心配もいらないのが嬉しいですよね♪

美味しい商品を作るためには、主となる“牛”たちが健康・幸福でなければいけません。
少しでも状態がよくないと、すべておっぱいに出てきてしまうんだそう。完璧なものを作るためには生半端な気持ちでは、不可能だと改めて思い知らされますね!!

この「想いやりファーム」では、生乳の他にもソフトクリームや数量限定のチーズケーキなど、
こだわりぬいた商品がありますので、是非行ってみてくださいね^^

ムーミン牧場

北海道旅行へ行った人はわかると思いますが、何処で何を食べても美味しくありませんか^^?

それはきっと北海道の素晴らしき、気候によって畑で育つ野菜や果物、そして綺麗な海で生きている魚たち・・・すべてのものがイキイキとしているからなのでしょうね!!

今回は“北海道で農業体験”ということですが、なかなか「旅行へ行った際に体験したよ~!!」なんて方は少ないハズ!!美味しい野菜はお店で食べることはできても、実際に農業体験することは困難ですよね・・・。

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しかし、私が今回紹介する「ムーミン牧場」へ行けば、“世界最小クラス”のミニ馬は見れるし、オーナーさんが密かに計画を立てている「ミニ果樹園」で、少し変わった果物を一緒に見て収穫して・・・思う存分楽しめる牧場になる日も近いかも・・・♪

まずは、見ると「わぁ~可愛い・・」と誰しもが発してしまうような癒し系「スーパーミニホース」について・・・

ミニホースと聞いても、どのぐらいの大きさなのか分からない人も多いと思います。
大人になっても50㎝~90㎝ほどで性格も大人しく、まるでぬいぐるみみたいなんだそうです。
そんな小さな馬たちと散歩したり、遊んだりできる牧場は小さな子供でも安心して触れ合うことができます。こちらのミニホースたちは人慣れもしているそうなので、動物嫌いの人でも愛らしい一面から、一瞬で好きになってしまうかもしれませんよ!

そしてなんと!!想像もしてなかった!馬を抱っこすることもできるそうです。馬といえば、乗馬を想像してしまいますが、こちらの馬は小さすぎて子供ですら乗ることはできませんし、力もないので小型馬車も引けない程なんだそうです。毎年春には愛らしい子馬たちが生まれるので、生まれたての子馬を狙っていくのもいいかもしれません♪

そんなか弱い、愛らしい馬はオーナーが30年程かけ誕生させたんだそうです。
オーナーは、小さいころから動物好きで、自然の美しいところで動物の名所を作りたいと強く思い、
まるで「ムーミン谷」をイメージしてしまいそうなこの場所を観光牧場にしたそうです。

そして「ミニ果樹園」は、普通の果物を育ているのではなく“チョコレートベリー”という変わり種のフルーツを作ろうとしています。“スーパーミニホース”にしても“チョコレートベリー”にしても・・・オーナさんはトコトン人とは違うことをして、皆さんを楽しませたいのが伝わってきますね^^♪

北海道で少し変わった体験がしたい方は、是非!!「ムーミン牧場」へ足を運んでみて下さい^^

定山渓わいわいふぁーむ

北海道で体験と言えば、なにも酪農だけではありません。大きな牧場がたくさんあるからどうしても酪農のイメージがついてしまいますよね^^だけど、北海道でも農業、漁業、伝統工芸などさまざまな体験をすることができます。普段することのない体験は思い出にもなるんですよね^^

さまざまな体験をすることができる北海道で、今回は農業体験をしてみようと思います。農業なんて日本全国どこでも体験できるんなんて思わないで下さいよ!たしかにどこでもできるかもしれませんが、土地によって育つものや、育て方など、いろいろあり、同じものなんてないんです!ということで訪れたのが、北海道札幌市にある「定山渓(じょうざんけい)わいわいふぁーむ」です。

「定山渓わいわいふぁーむ」は、札幌中心部より南に車で約50分の、豊平峡ダムに近接する果樹園です。2015年4月から、佐々木観光果樹園から定山渓わいわいふぁーむへと名称が変わりました。なんとなく、定山渓わいわいふぁーむのほうが親しみやすいような気がします^^

定山渓わいわいふぁーむでは、北海道の広大な自然の中で育ったイチゴやさくらんぼ、プルーン、りんご、梨、プラム、ぶどう、ブルーベリー、ラズベリー、ハスカップなどのたくさんの品種の、旬の果実狩りや、野菜の収穫などをすることができます。
それだけでなく、親子連れで楽しめる釣り堀があるので魚釣りをすることもできるし、添加物を一切使用しない本物のジャムを作ったり、スイーツピザ作りなどいろいろな体験をすることができるし、プロのガイドによるトレッキング体験、ポニーとヤギにエサやりをあげるエサやり体験など、ほんとにさまざなまことを体験することができます^^
また、冬は果樹園の斜面を利用して、そり遊びやタイヤチューブすべり、スノーシュー体験をすることもできるんですよ♪まぁ、いろいろな体験をすることができても、それぞれに料金がかかるので、全部を!というわけにはいかないかもしれません^^;それでも十分に楽しめるはずです!
園内マップ

ただ果物狩りは、タイミングによっては品薄の時もあるようなので、事前に確認しておくほうがいいかもしれません^^;

自然な環境でのびのびと育った健康な鶏から産まれた楽園のたまごや、お土産用フルーツの販売も行われています。果樹園直売のこだわりのフルーツはぜひ買って帰ることをオススメします☆だって、果樹園が作るフルーツの直売所で買うことができるフルーツなんておいしいに決まってるじゃないですか!!(笑)

園内は舗装されているので、ベビーカーでも大丈夫!小さな子どもを連れたファミリーで訪れても楽しめるはずです♪さまざまな体験をすることができて、一年中楽しめる定山渓わいわいふぁーむで、思い出作りもいいかと思いますよ^^

レークヒル・ファーム

北海道を訪れたのなら、北海道ならではの雄大な景色と、北海道ならではの酪農体験を楽しんでみましょう♪今回は、景色と体験とスイーツが楽しめる「レークヒル・ファーム」のご紹介です♪

「レークヒル・ファーム」は、北海道の西部、札幌から洞爺湖に通じる国道230号線沿いの洞爺湖を真下に眺め、羊蹄山を望むの丘の上にあります。JR室蘭本線洞爺駅より札幌方面へタクシーで約20分かかります。

牧場内には、アイスクリーム工場やカフェ・レストラン、売店があり、牧場で絞った新鮮なミルクをそのままアイスクリームへ加工して販売もされているし、しぼりたての新鮮な牛乳を使った体験も行われています。

レークヒル・ファームで行われている体験には、「バター作り体験」と「ジェラート作り体験」があります。

バター作り体験は、牧場でしぼった新鮮な牛乳をビンに入れ、そのビンを振ってバターを作ります。作ったバターは地場産のホクホクじゃがいもにつけて出来立てをパクリ♪ホクホクじゃがいもの熱で溶けたバターがじゃがいもにからんでおいし~♡
そして、ジェラート作り体験では、牧場でしぼった新鮮な牛乳でジェラートを手作りし、その場で焼いて作るワッフルコーンと一緒にこちらも出来たてをパクリ♪新鮮だからこそ濃厚でおいし~♡
ジェラート作り体験
どちらも自分で作ったできたてを食べるからよりおいしく感じそうですね^^

以前は、牛のお乳をしぼったり、子牛にお乳を飲ませたり、しぼりたての牛乳を飲んだりといった酪農体験もできたのですが、残念なことに現在は休止中になっています。また再開されてほしいですね・・・。

ジェラートやソフトクリームは販売もされているので、体験をしなくても食べることができます。ソフトクリームは濃厚だし、ジェラートはフレーバーが豊富で季節ごとに変わる20種類の中から選ぶことができます♪注文が入ってから作る生ジュースも人気で、どれも間違いなくおいしいので迷ってしまいますよ^^いろいろ頼んでシェアしてもいいかも♪
ソフトクリーム

牧場内にあるカフェ・レストランでは、牧場の野菜などを素材とした手作りの料理を食べることができます。カフェの大きな窓からは羊蹄山やニセコの山々、昆布岳、ルスツの山などを眺めることができます。北海道ならではの景色を眺めながらの食事は格別♪
バター、チーズ、クッキー、ピクルスなども販売されているのですが、材料はもちろんレークヒル・ファームの牛乳や野菜を使っています。

羊蹄山を望むの丘の上で乳牛を育て、育てた乳牛から絞った新鮮な牛乳でソフトクリームやジェラート、バターなどの乳製品を作っているレークヒル・ファームで、 雄大な風景や酪農体験、ソフトクリームやジェラートを楽しんでみてはどうですか?^^

ニューフロンティアファーム夢伝承交流館

突然ですが、「グリーン・ツーリズム」という言葉を聞いたことがありますか?

「グリーン・ツーリズム」とは、農山漁村などに長期滞在し、農業や林業、漁業などの体験や、その地域の自然や文化に触れ、地元の人々との交流を楽しむ旅のことを言います。長いバカンスを楽しむことが多いヨーロッパ諸国で普及した旅のスタイルなのですが、日本でも“新しい旅のカタチ”として近年人気が出てきています。

なんでいきなりグリーン・ツーリズムのことを聞いたかというと、今回ご紹介する民宿「ニューフロンティアファーム夢伝承交流館」が、2003年にグリーン・ツーリズムなど都市と農村の交流によって農村地域の活性化を図る拠点として建てられたからなんです。

「ニューフロンティアファーム夢伝承交流館」は、北海道野付郡別海町にあり、中標津空港からだと車で約45分のところになるのですが、少し高台に建つ建物からは広い牧草地帯を見渡すことができるんですよ^^

別海町についても少しご紹介しておきます。
別海町(べつかいちょう、べっかいちょう)は、北海道根室振興局管内の野付郡にある町です。町名の読み方が古くから議論になっていたのですが、2009年3月に「べつかい」と「べっかい」の双方の読み方を認めると宣言されました。平野部では酪農、沿岸部ではサケ、コマイ、ホッキ、アサリ、ホタテ、ホッカイエビなどの漁業が盛ん。生乳生産量は全国1位で年間生産量は約43万t、高級アイスクリームの原料供給地として有名なんですよ。

さてさて、別海町について少しわかったところで、「ニューフロンティアファーム夢伝承交流館」についてご紹介していきましょう♪

建物はフィンランド産のパイン材を使ったログハウス風の木造2階建てで、1階のテレビコーナーではパイロットファーム事業が紹介されていて、2階には開墾や牛舎建設など昭和30年代の開拓期の様子をとらえた写真が展示されています。
敷地内には遊歩道と、5月から11月には無料体験できるパークゴルフ場、五右衛門風呂などがあります。
パークゴルフの様子
五右衛門風呂があるのは珍しいように思います。なかなか入ることがないですよね。貴重な体験ですよ!
五右衛門風呂からの風景

体験メニューも豊富にあり、搾乳などの酪農体験、野菜、馬鈴薯、とうもろこし等の種まき、植え付け、草取り、収穫、山菜、キノコ採りなどをすることができます。家庭で野菜を作っていたりしない限り普段はなかなかできないようなことばかり。自然と触れ合いながら、体験をとおして酪農や農業について知ることができるのではないかと思います。

長い休みがとれたら、グリーン・ツーリズムを楽しんでみてはどうですか?親子で農業体験なんて楽しいかもしれませんよ^^

むらかみ牧場

北海道にはたくさんの牧場があり、牧場によってさまざまな体験をすることができます。
その中から今回は、酪農教育ファーム認証の体験型牧場「むらかみ牧場」をご紹介しようと思います。
むらかみ牧場は、新千歳空港から車で約30分、札幌からだと約60分とアクセスのいい場所にあり、どの体験も事前に予約が必要ですが酪農体験、アイスクリーム作り体験、子牛の哺乳体験、ファームステイといった体験をすることができます。

それぞれの体験を簡単に説明しておきますね♪
まず、酪農体験は1回約1時間で、10時30分からと13時からの1日2回行われていて、牧場の説明を聞いた後に、乳絞り体験、子牛のエサやり体験、バター作り体験をするようになります。運がよければ「お産見学」や「乗牛体験」をすることもできるんですよ。

アイスクリーム作り体験では、新鮮な牛乳から手作りしていきます。材料には氷と塩を使います。どうして材料が氷と塩なのかは実際にスタッフさんに聞いてみてください^^

子牛の哺乳体験では専用の哺乳瓶で子牛に牛乳を飲ませます。子牛は2リットルの牛乳を一日に2回、全部で4リットルの牛乳を飲みます。専用の大きな哺乳器に吸い付き、すごい勢いでミルクを飲む様子はすごくかわいいですよ^^

北海道の農家の生活を実体験することができる「ファームステイ」。農家に宿泊し、自然を感じながら実際の作業を経験することができます。普段することのできない経験は思い出になると思います。

と言った体験を楽しむことができます。さらに牧場内では、毎日絞られる新鮮な牛乳から作るソフトクリームの販売が行われています。酪農家直営だからこそできること!新鮮な牛乳から作るソフトクリームは、牛乳そのものの味が生きていてフレッシュでさわやかな風味が口いっぱいに広がります。
牛乳ソフト、マスカルポーネ、ミルクコーヒー、カフェ・コスタ・ドーロ(ミルクコーヒー&マスカルポーネのミックス)といったフレーバーがあります。
ソフトクリーム好きは全制覇してほしいくらいどれも美味しいのですが、一度に全フレーバー制覇してお腹をこわしてもいけないので、牛乳ソフトだけでも食べてみてほしいです(笑)

他にもパフェやかき氷、手作りプリン、ドリンクといったメニューもあり、クレープや雑貨、地元の農家さんが作った新鮮野菜の販売なども行われています。体験を楽しんだ後、スイーツで小腹を満たすことができるし、雑貨もあるので記念になるものを買うこともできますね。

むらかみ牧場での体験は冬季休業となっているのでその点はご注意ください。春から秋にかけて訪れて体験を楽しんでみてください^^

サッポロさとらんど

北海道といえば、新鮮で美味しい食べ物が食べられるというイメージが強いですよね^^!!
せっかく北海道へ訪れることがあるなら、是非食べるだけではなく、実際に動物や農作物と触れ合ってみませんか??

そこで今回紹介したいスポットが、牧場で動物たちと触れ合えるのはもちろん、その他にもいろんな体験のできる「サッポロさとらんど」

ここは、1995年に農業を目的として創られた観光施設で、36haの広々とした園内には、普段なかなか見ることのできないロバやミニブタ・モルモット達とふれあえることができます。
牛の搾乳してみたい人必見!実際に体験できる「牛の館」やプリンやバターを作るところを見たり、体験したりできる施設もあるんですよ~。

他にも、綺麗に咲いている花々の中をのんびり散歩できる「さとらんどガーデン」というのがあって、SLバスやレンタサイクルで広い園内を見渡せ、大自然を満喫することもできます。
そればかりではなく、引き馬で乗馬を体験できたり、1,000人以上もの人が利用できる炊事広場やパークゴルフ場もあります。
こんなにいろんなことが体験できるスポットって珍しいですよね!これならゴルフ好きのお父さんも楽しめますよ^^!!

中でも、一番おすすめなのがバターやソーセージ、アイスクリームなどを手づくりできるスポットです。
普段食べているものとはやはり味が違うので、北海道の牧場に行ったからにはぜひ体験してほしい!!子供から大人まで皆が楽しめるので、いい思い出になること間違いなし^^♪

また、旬野菜を自分で収穫できたり、その野菜を使って料理したり農産物の直売所もあるので、採れたて野菜を食べて、そしてお土産にと特に普段農業に無縁な方には、特に楽しんでいただきたい^^
牛乳やヨーグルトを作っている工場の見学もあるので、新鮮なものを加工するところを目のあたりにするのも子供たちの勉強になると思うので、親子でぜひ楽しんでみて下さいね~!!

さとらんどセンター2Fにはレストランもありますし、ミルクの郷には、屋根付きなので雨の日でも大丈夫なバーベキューハウスやレストラン牧場があるので、外で家族や友達仲間とみんなでワイワイ楽しむのもおすすめです。
この広場はすごく広いので、大勢の人たちがいても気にならないのでご安心を。。♪

サッポロさとらんどは牧場だけではなく、農業や自然も堪能できて小さな子供からお年寄りまで一年中楽しめる場所なので、是非!行ってみて下さいね~^^♪